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「いや〜(照)まさかでした。。。｣って言っているよう(*^^*)

「着物を一人で着られるようになりたい」という思いで，手始めに通い出した浴衣講座から３ヶ月後。
「あなた，着物の大会にでない？」と先生に声をかけていただき，「はい。」と軽い気持ちで答えたことから始まった。
「短期集中型の私の性格上，これは着られるようになるチャーンス！」と，ちょう軽はずみ。

‘着物と私’という作文を書き，書類審査。そしてそれをパスした後，着物装いコンテスト地区大会が行われた。
着物を練習し始めて３ヶ月で大会に出ることになった。
それもいきなりの九州大会！
あるのは，ただの勢い。
もっとも難しいと言われている『留袖』を鏡なしで，一人で時間内に着る。
しかも審査されるのは，着装中の所作や振る舞い。
歩き方，礼の仕方，表情，姿勢，，，内面から湧き出るものを見られるという。
根が体育会系の私にはなかなかのよそ行き具合…。
「あ〜，ガサツな自分がバレないか。。。」
という心配はあったけれど，とにかくできることはやろうと，毎日ひたすら練習した。
一日サボればあっという間に元通り。
やっぱりサボるとあとのツケが怖い。
‘先生’とか‘大御所’とか，そういった名前に弱い私なので，お稽古に伺う時が一番緊張していた。
自分の平均値を上げることだけ考えて，ひたすら練習の日々。
結局，九州地区大会ではなんでか入賞し，『世界大会』という名の全国大会に出場することになった。

なんかまた続きがあったので，またひたすら練習の日々。
今度は全国から勝ちぬいた人たちがくるので，何といっても着装時間が半端ない！
数年前の大会を見ていると，一番最初に終わった人が３分５８秒！しかもとてもきれいに着ていて，留袖の部で優勝していた！！
いや〜(汗)恐ろしい。
毎日練習してもそうそうタイムは縮まらない。
先生は，５分で終わればよいとおっしゃっていたので，私はそれでいいやと思い，地区大会のときより１分早く着られるようになった。
それが精一杯。
あとはよそ行きの自分と本当の自分のギャップを埋めること？！
とにかく，やれることはやったから，あとは神頼み。
神様〜お願いしますよ〜。
でもなぜか，良いことある気がする。
だって，世界大会の日は私の誕生日だから(^^)。
そうはいっても根拠のない自信(^^;)
審査中も緊張をほぐすため，頭の中ではハッピーバースデーの歌を歌ってた。
会場にはご指導くださっている先生や私の家族一団が応援してくれていた。
東京までは来られなかった人たちからもエールをいただいた。
とても体力と緊張感とがハードな一日だったけど，世界大会でも神様からのプレゼントがあった☆
上位７名の中に入り，記念の賞状やトロフィーをいただいた^^

何より自分が幸せに生かされていることを再確認することができる記念日になった(*^^*)
ありがたや〜ありがたや〜☆