色の影響

51歳になったという女性の話。
これまで，茶色や黒といった色の洋服ばかり身に着けていた。周りの人から「地味だね。」と言われることが多かったが，人からはみ出さないようにとつとめてきた。
だけど自分の本当の心は『きれいな色を身に付けたい。』と言っていたようだ。「色の講座を受け始めたから，今日はがんばって派手な色の服を着てきました。」と，とても恥ずかしそうに語っていた。家を出るのに結構勇気がいったみたい。
彼女の服は淡いブルー系，柄物のチュニック風ワンピ。ぜーーーーんぜん派手なんかじゃない!!
（むしろ私の方が…。すぐ横に座っていた私は，黄色のカーディガンを羽織ってるし(^^;)そういえば，以前の私も黒白紺茶グレーの人だった。）
とてもさわやかな印象の彼女の話を聞きながら，その変化に嬉しくなった☆

朝のテレビ番組で。
最近は，「こんなに必要か？！」と言いたくなるほど，朝の情報番組に，女子アナらしき人たちがずらーっと出ている。それぞれが主張している感じがして，私はつい少人数の番組にチャンネルを変えたくなるのだけれども，今朝は意外とそうでもなかった。
なぜかなぁぁぁぁ？と思って見てみると，彼女たちのほとんどが涼しげなアイシーカラーを身に着けていた。イメージとしては，白の絵の具に一滴の色みのある色（赤や黄色，緑や青など）を垂らしたときにできるような色。
なんとも目に涼しい♪見ていても好印象♪蒸し蒸しジメジメのこの季節，しかも節電のこの時期に工夫できることの一つだな。

カラーの先生いわく，『明るく柔らかな色は，人の心も明るく柔らかくする』。その服などの色を見ているのは自分自身というより，周りの人だからって。
自分さえよければではなく，周りの人も気持ち良く過ごせるように。身だしなみの一つとして。マナーとして。