身体と向き合う着つけとヨガ
ヨガは「自分の体と向き合う」ということらしいのですが,これは着物と共通する部分だなとつくづく思います。
4月の着かた練習会のとき,あえて鏡なしで皆さんに練習して頂きました。
人間って,便利なものが当たり前になってくると,いざなくなってしまったときに大変不便に感じ,
着付けにおいては「鏡がないから着られない」なんてことにも...
でもなければないなりに,ペアやグループのメンバーと協力してお互いが鏡の代わりに見えない部分の目となり,または写真を撮ってみたりと,何とか工夫して着かた練習をしていました。
その数日後のレッスンでのこと♡
生徒さんが「補正の位置は尾てい骨のこのくらい上に...」「この位置はおへその少し上...」などとブツブツ,,,
自分の身体を目安に,着物の着かたを復習していらっしゃったのですΣ(・ω・ノ)ノ!
感動〜〜〜(⋈◍>◡<◍)。✧♡
それまでの鏡ありのレッスンでは,鏡頼みで,鏡がないと不安なので必死に鏡を見ていました。
鏡で見ると,意外と右手と左手の動きが混乱したり,後ろを確認するときに帯や裾が真っすぐなっているかどうか分からなかったりします。
自分の身体の感覚で帯の高さや左右を確認し,最後に鏡で見るくらいの気持ちで着ると,
ぐっと上手に着こなせるようになりますよ^^